今日は、サポーターの高校2年、あいりさんからの報告です
3月18日、19日に、SGHプログラムを行っている高校2年生と高校1年生合わせて24名が
「第1回東北地区SGH課題研究発表フォーラムin杜の都」「模擬国連活動」に参加してきました。
1日目はSGH課題研究発表フォーラム。
学校に集合し、バスで会場である仙台白百合女子大学へと向かいました。
バスの中では緊張を感じさせない騒ぎようだったのですが、会場に着くとその雰囲気は一変し、緊張した面持ちに。
特に2年生にとっては活動を始めてからの2年間のまとめとなる発表で、発表が終わると皆無事にやり遂げられたことに安心した表情を浮かべていました。
終了後は東北自治総合研修センターに場所を移し、夕食の後模擬国連活動を開始。
今回は「国連弁当」を作る、というテーマで、割り当てられた国の大使として担当国に有利な決議案を通すべく取り組みました。
(模擬国連についての詳細は調べてみてくださいね)
1日目は、事前にPP(ポジションペーパー)に記入した、担当国の基本情報や料理案を元に、2日目の本番に向けてパートナーと作戦を練りました。
違う学校の生徒とペアを組んでいるため、最初はあまり話せなかった生徒もいましたが、だんだんと打ち解けて熱心に話し合っていました。
いよいよ2日目は、模擬国連本番。
3グループに分かれて模擬国連を行ったため、他のグループの様子は詳しくは分からないのですが、終了予定時間をすぎても終わっていないグループもあり、なかなかに議論が白熱したようです。私のグループでは、「五穀米チャーハン、麻婆豆腐、春巻きサラダ、一口コロッケ、中国茶・チャイ、パフェ」のメニュー案が採用されました。
今回のテーマでは、担当の国の大使として、自国の利益の為にどのような提案をしていくかが鍵となりました。
先生からは、自分の意見が仮にその国とは異なっていても、模擬国連ではその立場に立って意見を出していくことが大切であるというアドバイスを頂きました。
私自身としては、どの国の大使も様々な工夫を凝らしていて、自分の知識、語彙力不足と準備不足を痛感し、また同年代の学生の知識量の多さと、勢い、説得力に、こんなにも違うのか……と思わされました。皆にとっても、もうすぐ進級するというこの時期だからこそ尚更、とても良い経験となったと思います。
その頃、宮城から少し離れた兵庫では……
高校2年生4名がSGH甲子園に出場していました。
今回出場した4人の探究活動は「災害時における外国人への支援体制(2702班)」「社会福祉の観点から日本の高齢社会について考える(2705班)」です。
2702班は活動内で減災パンフレットを、2705班は介護職のイメージアップビデオを作っていましたよ。他の学校の活動発表に刺激を受けてきたようです。
☆2705班の介護職のイメージアップビデオはこちら
場所はそれぞれ違いましたが、皆今回の活動で得たものは多いと思います。
ここで感じた思いや伝えきれなかった悔しさなどをこれからに活かせるかは自分次第。皆自身の未来に少しでも影響を与えていることを祈って、今回の報告を終えたいと思います。