2025年5月8日(木)
おはようございます。国際教育委員会の齋藤です。
GWが終わりましたね。みなさんの中にも、GW中、きれいな新緑の景色が目に入って、ああ、きれいだな、と思った人はいますか。春のちょうど今の時期、山で植物が一斉に芽吹き、柔らかな新緑で明るく華やかになった様子を、「山が笑う」というそうです。山が笑う、と聞くと少し不思議ですが、植物が芽吹きだしたこの時期の山の景色は「笑う」という言葉がぴったりだと思います。「山笑う」というのは、俳句の春の季語だそうです。
さて、笑うという言葉からのちょっと強引なつながりになりますが、人が笑った笑顔は、たいていの場合とてもチャーミングで魅力的に見えるといいます。フィリピンは、人々の笑顔のチャーミングさで世界的に有名です。そうです。国際教育の係として私が皆さんにお伝えしたいのは、そのフィリピンから、明後日5月10日土曜日から、来週の5月14日水曜日まで、姉妹校のセント・ポール・カレッジ パッシグ校の校長先生と生徒さん10名の合わせて11名が、仙台白百合学園においでになるということです。コロナ禍で長く中断されていたために、フィリピンから姉妹校の生徒さんたちを本校でお迎えするのは、2018年度以来になります。
セント・ポール・カレッジ パッシグ校の校長先生と生徒さんたちは、5月12日月曜日の朝、ホストシスターの生徒と一緒に登校し、1時間目にこの白百合学園の校舎内を見て回ります。お昼ごはんの時間は、ホストシスターと一緒に高校のそれぞれの教室あるいはステラでお昼を一緒に食べる予定です。ぜひ、その時にフィリピンからの生徒さんを周りで見かけたら、みなさんも笑顔で挨拶をしてみてください。ホストシスターの皆さんも、フィリピンからのお客様をみんなに紹介してみてください。笑顔で話しかけたら、笑顔で答えてくれるかもしれません。
月曜日は40分授業で、15時10分に7校時が終了した後、白百合生のみなさんにはレジナへ移動をしていただきます。15時20分からは、フィリピンの方々へのおもてなしのための歓迎会を行います。現在、この歓迎会は、1月にフィリピン・ボランティア・スタディツアーでフィリピンに行った高校Ⅱ年生Ⅲ年生の皆さんが中心になって、企画をしてくれています。チアリーダー部とDLCの皆さんが、おそらく世界中の中高生の共通言語であるダンスで、ステージ発表の準備してくれています。そのほか、家庭部の皆さんや、美術部の皆さんも、おもてなしに力を貸してくださることになっています。ぜひ、この歓迎会で、生徒の皆さん一人一人にも笑顔で盛り上げに協力していただければと思っています。どうぞよろしくお願いします。
今回、フィリピンの皆さんが本校に滞在されるのは、14日水曜日のお昼までと大変短い時間ですが、朝の時間、放課後の時間など、フィリピンの皆さんを見かけたら、笑顔で挨拶をしてみてください。
新緑の美しい、山が笑うようなこの日本で、みなさんが新緑のように優しく柔らかい笑顔で、フィリピンからのお客様をお迎えしてくれたらいいなと思っています。どうぞよろしくお願いします。
