
☝図書室前には、季節にあった切り絵が掲示されています! マリア様やバラの花、ゆりの花 すばらしいです!紫山日記でたまに取り上げていますので、お楽しみに★
5月15日(木)担当:探究学習担当 吉田蓮先生
みなさん、おはようございます。探究学習を担当しています、吉田です。
早速ですが、みなさんは「探究」とは何か、知っていますか。10秒お上げしますので、頭の中で考えてみてください。さて、考えはまとまりましたか?
「探究」とは、課題や問題解決のための方法を考え、実践していくことです。今起きている課題や問題を自分で調べ、その解決策を自分で考えて見つけていくことが「探究」というものです。なんだか難しいと感じるかもしれませんが、これは「生きる」ということと同じだと、私は思っています。
気がつかないうちに、みなさんは毎日の生活の中で「探究」をしているはずです。朝起きるのが苦手な人は、アラームを何度もかけたり家族に協力してもらったりして、どうやったら起きられるかを試しませんか?10年前の私は、大学の授業に遅れないようにあれこれと考え、時に失敗しつつ取り組み続け、今ではアラームより先に目が覚めるようになりました。これも「探究」の1つです。目の前の課題を乗り越えるために、解決策を考えて、実際に行ってみる。この流れで行っていることは、日常生活の中にたくさんありますから、みなさんも知らず知らずのうちに、「探究」を行い、「生きる」ことをしているのです。
でも、「生きる」中で必ず、私たちは自分以外の他の人と関わりや繋がりを持ちます。だからこそ、仙台白百合学園では「探究」活動をする時間を、自分を見つめ直しながら、学園の守護聖人である聖パウロの生き方に倣い、他の人や社会全体のために自分ができることは何かを考え続ける時間にしてほしいと思い、St.PaulのSとPをいただいて「SPタイム」としているのです。
私は、中学校1年生から高校Ⅲ年生までのみなさんが、「SPタイム」をより良い時間としていけるように各学年の先生方と相談したり、みなさんにチャレンジしてほしいと思うイベントがあればお知らせをしたりしています。みなさんが課題と解決策を自分で調べ、自分で考え、自分で見つけていくことができるよう応援しますので、自分から1歩を踏み出すことを恐れず、忘れず、挑戦し続けていきましょう。
6月5日(木)担当:部活動担当 齋藤祥経先生
齋藤祥経です。
高総体、中総体が目前に迫っているということで部活動担当の私からお話をさせていただきます。
いよいよ今週末は高総体、来週末には中総体が開催されます。そこで選手の皆さんはもちろん、運動部以外の皆さんにも共通する部分はあると思いますので、聞いてくれると嬉しいです。
ある競技の日本代表監督が口にしていた言葉で、【勝負の神様は細部に宿る】というものがあります。詳しく説明すると熱が入って長くなってしまうので簡単に説明しますが、勝負の世界では、ちょっとしたことが結果を大きく左右させます。そのため細かなところにもこだわって取り組んでいる人は、勝負の運を掴みやすくなる。というそんな話なんですが、例えば、決して届くはずのないボールを追っかける前から、間に合わないと思って50%の走りで追う選手と間に合わないとわかっていても100%の走りで追う選手では、相手に与える印象が大きく変わってきます。前者は、その印象のおかげで後々相手のパフォーマンスがさらに上がってしまうかもしれません。一方後者の場合は、この選手最後まで諦めずに追う選手だな。甘い攻めはできない、厳しいところを攻めないと。などこちら側に対してネガティブな印象を持ってくれることがあります。特に力が拮抗していれば尚更そういったことは起こりやすいと思います。印象一つで相手のプレーもガラリと変わります。たった一回、私1人くらいなど、その小さなこたで勝負をわけてしまいます。そういったところで自分から勝負の運を手放すことがないようにしてもらいたいなと思います。窮地に立った時こそ普段の自分が出ると私は思います。普段から自分に厳しく生活できている人はそういったシーンにはめっぽう強いとそう感じます。これはスポーツ以外にも学業の面でも言えることだと思います。やはり、普段から自分を律して生活できている人や、小さなことにこだわって取り組める人は大一番での勝負強さを発揮できると思っています。生徒の皆さんにとっての勝負は、スポーツのシーンだけではありませんね。芸術の世界や学業の世界でも同じことが言えると思いますので、ぜひ、みなさんの心のどこかに留めておいてほしいと思います。
長くなりましたが、高総体、中総体、高文祭、マイナビに所属している皆さんの活躍を楽しみにしています!最後まで自分と仲間を信じて闘い抜いてください!
以上でお話を終わります。