放送朝礼講話

週明けの月曜日。とても寒く、真っ白な紫山です。生徒の皆さんは、頑張って登校です!学年末考査も近く、朝は少し足取りが重い生徒の皆さんでしたが、校舎内はいつもの元気な生徒の声が響いていました☆

2月5日(木)放送朝礼講話 担当:宍戸先生

 昨年の4月にこの仙台白百合学園に来て、もうすぐで1年が経ちます。学園での皆さんとの生活を通じ、ようやく慣れてきたかな、と自分なりに感じています。
さて、私がこの学園に来て一番驚いたことは、生徒皆さん一人一人が積極的に自分の意見を発信し、行動することです。私は、生徒指導部に所属しており、主に高校の生徒会に所属する皆さんと関わる場面が数多くあります。毎週行われる生徒会の会議の中では、生徒会に所属する生徒のみなさんが、この学園をどう良くしていくか、また、あらゆる行事について意見を出し合う姿を目にしてきました。
 昨年の4月から生徒会の活動を関わるようになり、年度はじめの歓迎会から始まり、様々な行事を見てきました。5月6月と月日が過ぎていく中で、学園祭に向けた本格的な計画や準備が進められるようになりました。昨年の学園祭に向けての準備は本当に驚きの連続でした。生徒みなさん一人一人が学園祭のプログラム構成を考え、着実に準備を進める姿がとても印象に残っています。年間を通じて最も長い長期休暇である夏休みを挟んですぐの開催ということもあり、夏休みに入ってからも学校で忙しく準備を進めなければならない状況の中、もくもくと頑張る生徒の皆さんの姿を見て心から応援していました。決して、順調に準備が進んだわけではなく、度々困った事態に陥ったこともありましたが、その都度学園祭に関わる実行委員の皆さんが一丸となり協力しあう姿を見てきました。近隣のお店に学園祭のポスターを貼りにお願いに行ったり、テレビでの学園祭の告知など、休むことなく活動していました。そして、いざ本番を迎えると、1日目から非常に賑やかで、2日目の一般公開では、数多くお客さんが来校され、1日だけで1,000人を越すお客さんに来ていただきました。
私には、結果として成功を収めた学園祭でした。しかし、その後の反省会では、生徒会のメンバーから、結果は良かったけれども課題もあったのでは、という意見が挙がりました。それは、夏休み中の準備が必要であったこともあり、家が遠くなかなか準備に参加できないメンバーとチャットでのやり取りが多くなり、意思の疎通がうまくとれないことがあったというものでした。確かに、日々みなさんが何気なく使う「ことば」は、実際に面と向かって使う「ことば」と、チャットなどの文字を媒体とした「ことば」の大きく2つがあります。日頃、学校内で友人と直接話す「ことば」は、相手の声の大きさや顔の表情によって、元気なのか不安なのか、お互いの気持ちが読み取れます。一方で文字を媒体とした言葉は、そういった気持ちをなかなか伝えにくいことがあると言われます。元気な状態で送ってくれたメッセージなのか、あるいは不安を抱えて送ってくれたメッセージなのか。文字の「ことば」からは、中々そこまで読み取ることは難しいということが世界中の研究者から言われています。
今回は、生徒会のなかでも学園祭のエピソードから「ことば」の大切さまで幅広くお話ししてしまいました。今日、この通常の学校生活においても、ぜひ、友人との「ことば」のやりとりを大切に過ごして欲しいと思います。これでお話しを終わります。

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