SGH(スーパーグローバルハイスクール)の研修で台湾へ出かけている高校Ⅰ年LSコースの生徒から報告です
私たち、1年5組は台湾研修旅行の2日目を終えました。
2日目の今日はお世話になる東海大学での開会式を終え、「英語プレゼンテクニック」、「TC Walk Time」「カンボジア募金活動経験談」「班別討論」「ルースチャペル見学」を行いました。
「TC Walk Time」
この講義ではボランティアと国際支援のあり方をカンボジアを例に学びました。このお話の中に、アンコールワットの周辺は天国だけれども、その更に遠い地域は地獄であると説明を受け、貧富のみならず様々な面で格差が存在しているのだとわかりました。 また、サッカーをしている子供たちの写真を見せられました。 しかし子供達は「はだし」です。なぜなら靴が高いから。ここからも貧しさをうかがい知ることができました。 私達の班の探究内容の参考になり、新たな事実を検証することができると考え、もっともっと探究を深めていこうと思いました。
「カンボジア募金活動経験談」
東海大学の有志の学生が行っているカンボジアの支援の話を聞きました。 このグループは自転車で台湾全土を一周しながら募金活動を行うというものです。「 なぜ自転車で台湾を一周するのですか」という質問に「 東海大学はプロテスタントの学校ということで宣教師か自らの足でキリスト教の教えを広めたことになぞらえて」 と答えてくださいました。 そのことに、初心に立ち返って考え直すこと、自分の体を使い身をもって体験・体感することは大事なことであると思いました。
「班別討論」
各班ごとに分かれ行った判別討論、私達の班では東海大学教育研究所陳鶴元先生のもと、 教育とテクノロジーについて話し合いました。陳先生は私たちのつたない英語も聞いてくださり台湾やグローバルな教育の今を教えてくださいました。 バーチャルリアリティを利用した東海大学の授業や、将来的な教育環境の変化など、どれだけ世界は進んでいて、日本は変化がないのか考え、世界だけではなく国内についても思いを巡らせた上での SGHの活動なのだと実感しました。「過去」「今」「未来」のことをどれもおろそかにできないと思いました。
「ルースチャペル」
東海大学の一大スポット「ルースチャペル」はフランスのルーブル美術館を設計した人と同じ人によって建てられた礼拝堂です。 お祈りをする時に合わせる手のひらをイメージした建物には柱が一本もなく、天井には天との隔たりをなくすため天井はガラスがはめられています。 キリスト教の学校に通っている私たちですが、白百合学園の聖堂とはまた違った雰囲気を感じることができとても良い時間でした。
暖かく、過ごしやすい気候の中で、色々な人々と交流し、学び、経験し、成長して帰国できるようにこれからも頑張りたいと思います。