ニューヨークからのレポート 2

先週届いていた報告ですmail

 

24日はUNESCO、UNDP、日本政府代表の吉川大使、角書記官、ベトナム政府代表とのブリーフィングを1時間ずつ行いました。

興味のあるUNESCOでは、教育の大切さはもちろん、無形文化財についても深く考えさせられ、質疑応答の時間には私が取り組みたいと考える『フランスとドイツから学ぶ、教科書作成の方法』や『ストリートチルドレンの問題性』などを発表し、お褒めの言葉やアドバイスもいただくことができました。

そして、思いがけない出会いもありました。

角書記官とのブリーフィングが終わり、また、別のブリーフィング会場へ移動をするべく、建物を出た時の事でした。

1人の女性が私をみて『白百合の生徒さん?私も白百合だったの。今は、このビルの国際機関で働いてるわ』と、声をかけてくださいました。

世界の狭さを感じる、というよりはNYという日本国外で、また国際機関という場所で白百合の国際性を感じ、そして白百合の制服のおかげで、たての繋がりとなる大先輩に出会えた事に感動をしました。

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ホテルでは、高校生で自主勉強会を開き、ベトナム語やドイツ語を練習。それぞれ、教育や食糧問題、外交関係と幅広い視野を持っているため興味のある国際機関についての話し合いをしていて、"考え方を逆にする"という思考でみえてきた解決方法もあります。

気づけば、朝の3時まで話し込んでいたり、ブリーフィングでとったメモをみながらお聞きしたこと、自分の考え、今後の計画の資料を作ったりと、楽しいなかにも忙しさと充実があり、刺激のある時間を過ごしています。

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今後は国連本部の視察、国連機関の職員の方とブリーフィングと昼食会、現地の高校生との交流が予定されています。

世界の中心ともいえるアメリカで過ごす残り2日間。世界的問題や国連機関を正面だけでなくあらゆる角度からとらえ、ニューヨークの駆け抜ける風のように過ぎ去る派遣時間をもっと大切につかい、また、みなさんに詳しい報告をしたいと思います。  

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