1月11日(月)
今日は、Sr.Evaが活動されている平和のマリア財団の病院、貧困層が暮らすスラムコミュニティとデイケアセンター、そしてパッシグ校が運営するfoundation schoolへの訪問日でした。
午前中のスラムコミュニティ訪問では、廃材で建てられた6畳もあるかないかの簡素な小屋がひしめくように幅2mほどの道の両側に立ち並ぶ光景を目にしました。私たちがこのような環境におかれたら、どんなに辛く苦しいことか。しかし子どもたちも大人たちも笑顔で私たちをむかえてくれました。デイケアセンターには、4才位までの小さな子どもたちが集まり、職員の方々から食事を与えられていました。生徒も簡単なお手伝いをお願いされ、バナナや、食器に配膳されたご飯とおかずを配る体験をさせていただきました。このデイケアセンターで子どもたちを預かる間、親たちには自立を支援するための仕事をしてもらっています。
午後は、foundation school での交流会でした。歓迎セレモニーのあと1年生から10年生までのクラスに分かれて入り、各クラスで折り紙を教えたり、逆に地元のゲームを教えてもらい、一緒に遊んだり、楽しく交流できました。(ちなみにfoundation schoolには、パッシグ校と同じ理念の教育を子どもに受けさせたい家庭が、学校で仕事をして、その収入の一部を学費にあてて子どもを通学させています。)