めまぐるしく空模様が変わる、イギリスらしい一日でした。雨も降ったり止んだりでぐっと肌寒く感じます。
今日は午前午後とも1日レッスンの日でした。昨日初めてレッスンが始まり、難しいという感想も多かったため緊張している生徒もいたようです。
午前中はハプニングがあり、掲示されていたクラス分けリストに生徒達の名前がなく、教室も変わっていたため慌てて確認し移動しました。結果Ardmoreの手違いだったのですが、日本では考えられないことが日々起こっても生徒達は柔軟に対応しています。昨日からまた留学生の増加があったことによってクラス分けも詳細になり(クラス数が増加)レベルが変わった生徒もいましたが、昨日同様1クラス白百合の生徒が3人と小人数で案分されています。
生徒によっては「自分たちには簡単すぎる内容だった」という感想もあれば「すごく楽しかった!」、「昨日より聞き取れるようになった」など様々です。昨日から今日の午前中まで授業を続け、難しすぎると感じた生徒は自ら下のクラスへの変更を交渉する場面もあり、承認されていました。より積極的に授業に参加するために前向きな決断と行動だったかと思います。
また今日は朝から留学生と食事をしたり、金曜日の日本文化紹介イベントを留学生に告知するため、案内を記載した折り紙を折って留学生に渡す姿が見られました。昨夜は鶴を折るアイディアが生徒から出されていましたが、今朝は数人で兜を折り、手渡した留学生からも大変喜ばれていました。折り紙の兜を見る留学生は細かな手作業に驚いた様子で、小さな兜を頭に乗せたり鼻に被せたりと、渡すことをきっかけに楽しく交流できていたのが印象的でした。素晴らしい作戦だったと思います。
イブニングアクティビティは雨のためフットボールが無くなり、ディスコナイトとなりました。ブルネル大学には本格的なクラブ設備があり、時間になって訪れるとまさにディスコさながらの大音量の音楽と照明で留学生たちはすぐに踊り始めました。こういった場に慣れていない日本人はしばし呆然と傍観するのが常で白百合の生徒達も例外ではありませんでしたが、仲良くなったイスラエル人の女子留学生たちに誘われ、間もなく輪の中へ入っていきました。将来海外で生活したり世界の友人と交流する際、パーティやダンスへの参加はまず間違いなく直面し必要になるスキルです。多くの生徒達にとって初となる、良い経験になったのではないかと思います。
2時間のイブニングアクティビティは長く、踊り疲れた生徒達は早めにアクティビティを抜けましたが、中には2時間しっかりと活動した生徒もおり、逞しさを感じました。
今日は1日中授業でしたが、明日は終日ロンドン市街の見学研修に出かけます。