東日本大震災伝承新聞執筆に向けて

 河北新報社が行っている「今できることプロジェクト」の取り組みである別刷紙面「震災伝承新聞」の執筆校として今年度、仙台白百合学園中学校が選ばれ、中学2年生と3年生の生徒が参加することになりました。最初に河北新報社の記者の方とのオリエンテーションが行われ、その後9月30日(土)に石巻(雄勝)方面に取材に行きました。

 記事の内容としては「ホタテの養殖」、「雄勝石を使ったコースターづくり」、「語り部に聞く雄勝病院の被災状況」についてです。

 被災した当時は1歳・2歳という時期で、記憶がほとんどない生徒たち。12年経過した現在の被災地について知ることや震災についてを語り継いでいくことが、今の中高生にできることです。

 貴重な経験を通し、生徒たちがどのような新聞を完成させてくれるのでしょうか。たくさんの経験から震災を伝承していく担い手になってくれることを期待します。

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