【教員コラム〜教員から生徒へ〜】

本校では、毎日放送朝礼が行われます。その中で、月曜日は校長先生から、木曜日は様々な先生方から生徒へのお話がされます。宗教的な内容やその時期にあったお話、生徒へ伝えたいメッセージなど様々です。

【朝礼講話:「歌う」ということ 2024年3月7日(木)担当:音楽科若松沙織先生】

みなさんおはようございます。 さて、先日の高校卒業式に参列した高校生の皆さんお疲れ様でした。総練習の日はどうなる ことやらと思っていましたが、本番はとても良く声を出して、3 年生を送り出していたよう に感じます。私は、白百合のあの厳かな雰囲気の卒業式がとても大好きです。凛として成長 した卒業生の姿を見ることができるのは、教員の醍醐味です。また、何曲も歌を歌いますが、 それもまた白百合の卒業式の特徴と言えます。歌が入らなかったとしても、厳かで感動的な 式になるとは思いますが、やはり歌が入ることによって様々な感情が入り混じり、卒業式の 雰囲気がより一層彩り豊かで優しい雰囲気に包み込まれます。歌には力があります。
ここ数年、コロナ禍の影響で、歌を歌うこと、楽器を演奏することに対しての世の中の動 きが変わってしまっていました。私自身音楽の教員として、授業をどういうふうにしたら良 いか、感染対策をしながらどんなことができるのか、試行錯誤の毎日でした。特に白百合学 園は毎朝歌う、様々な行事でもたくさん聖歌を歌う学校ですので、コロナ禍で歌うことを制 限してしまったときは学校から一気に音楽が消えてしまったかのようで、無機質な感じの違 和感しかありませんでした。
今の高校 2 年生が中 1 のころは授業の始まりにクラスでアカペラでその日の聖歌を歌う ことから始めていました。覚えていますか?それも無くしました。
とにかくコロナ禍の数年で、「歌う」ということが減り、生徒のみなさんも声を出すとい うことに対して抵抗をもったり、苦手意識をもつようになった人もいると思います。それは 仕方がないことだと思っています。でも、もうコロナも五類に移行されました。マスクをつ けている人はたくさんいる状況ではありますが、通常の生活に戻っています。そろそろ、前 のように皆さんにはもっともっと自分たちから歌声を響かせてほしい。合唱コンクールな どの行事の本番だけ歌えれば良いのではなく、日々朝の聖歌から自然に声が出せるになって ほしい。みなさんはとても素敵な歌声を持っています。特に聖歌を歌うときは、うまい下手 は関係ありません。先生方と一緒に、仲間と一緒に、思いのまま声にしてみませんか。先生 方だって、YOASOBI の曲一緒に歌おうと言われても歌えませんが、聖歌なら歌えます。聖 歌を大きな声で歌おう、これを残りの 3 月、そして次年度以降の目標の一つにしていきたい と考えています。
ちなみに、この朝礼講話でどんなことを話そうか考えていたときに、ドラえもんからヒン トを得ました。
先日ドラえもんの新作映画「地球 シンフォニー」を見てきました。まさしく私が今、話をし たようなことが映画になっているので、興味のある人はぜひ見に行ってください。
卒業式の歌の練習のタイミングと、ドラえもんの映画のタイミングと神様が導いてくだ さり、この話をするきっかけになりました。神に感謝。
一日のなかでふとした瞬間が自分の成長繋がることがあります。一日一日一瞬一瞬を大切 に過ごしていきましょう。今日はどんな一日になるでしょうか。良い一日となりますように。

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